ボイトレおすすめの方法|歌うまになる腹圧・ブレス・舌のトレーニング。

ボイトレおすすめの方法|歌うまになる腹圧・ブレス・舌のトレーニング。

ボイストレーニング1回目が始まりました。月に4回のレッスンを受けるので、今月は残り3回です。僕が予想していたよりも専門的に細かく改善方法を指導してくれました。本格的に歌が上手になりたいと思っている方にとても参考になる記事だと思います。今回は6つのアドバイス指導と、練習する課題を教えて頂きました。詳しく紹介していきます。

こんにちは!りょうたろです。ヾ ^_^♪
某レーベルさんの元、レコーディングに向けてプロによる月4回のボイストレーニングを1年間受けることになりました。毎度記事に残していきますので参考にして下さい。

もくじ

ボイトレおすすめの方法|歌うまになる腹圧・ブレス・舌のトレーニング。

ついにボイストレーニングが始まったんだね〜♪

あーる君コアラ

きっと歌が今よりも上手になるわね!

あーる子コアラ

ボイストレーナーはK先生。

ボイストレーナーはK先生。

レーベルさんが用意されたプロの「ボイストトレーナー」の方々は15名ほどいらっしゃいます。様々なジャンルに合わせてトレーニングの指導を受けれる環境です。ボイストレーナーの方をこちらで選択できるので、R&B・Soul・POPS・Funk・Rockに特化した「K先生」を僕は選択しました。

僕が歌について改善したいところ。

最初に、ボイストレーナーの方より。歌について改善したいことや、どのようになりたいのかを聞かれました。

僕が改善したいポイント。

回答として、ファルセットが苦手なこと。ウィスパーボイスのような裏声をミックスした声の出し方が苦手なこと。

路上演奏をしていた経験も長く、その際マイクやアンプも無しで生歌で演奏していたので、高い音域になると声量が出てしまい、かるく優しい歌声で高い音域が出ないことを伝えました。

ボイストレーナーから「何処が悪いのか」「どういう所を改善すると良くなるのか」を見てみましょう。という事になりました。

音源を使って発生をする。

音源を使って発生をする。

音源を使いながら、ドレミファソファミレドを「まーまーまー」で発声して、何処から何処までが地声がでて、何処からが裏声になるのか音域を確かめたいということになります。

この「まーまーまー」の発声はボイトレではよくある方法です。

一通り行った結果。

ボイストレーナーからの指摘。

「やっぱりファルセットが狭いですね」(ボイストレーナー)

自覚はあります。。。(僕)

音の当て方のところで、「まーまーまー」ってやってもらうんですけど、この音を出す時に、同じ位置にあたってる訳じゃなくって音を上げようとして響が変わってしまっている。

分かりやすく言うと、上の音になるとちょっと詰まる状態。響が、出ていっちゃうという感覚になってしまうので、同じところで響かせるということ覚えてあげる。

その時に何が必要か?体はどうなってるのか?ということを覚えて頂くことがまず先決になる。

ふむふむなるほど。(僕)

腹圧の練習が必要とアドバイスを受ける。

音を上げる時の癖として、ちょっと顎でしゃくろうとするかなって感じになっているので、歌い癖としてちょっとしゃくりがあるんだろうなと感じました。

音を点であてるっていう癖が無いと思うので「腹圧の練習」が結構必要になってきます。お腹の圧力。

空間を上手く使うアドバイス。

音を鳴らすときに身体が楽器になるんですけど、その身体を楽器としてやった時に、どうやって音がなっているのか?を考える。

身体の空間がどこにあるかを把握して、何処を使いたいかで響き方が変わってくる。世の中には色んな声を出すシンガーさんがいるけれども、アニソンシンガーさんやミーシャさんのような人がいたり様々。

皆さん鳴らし方をそれぞれ変えている。洋楽のシンガーさんと何が違うんだろう、同じ身体はあるので同じように歌えないはずはないのです。

なにが違うと言ったら「空間の使い方」それが上手く使えているのかというところが大事になってくるので、

皆さん声にフォーカスがあたりすぎ。

という説明をうけました。

身体の使い方→息→声の順番。

一番大事なのは身体の使い方で、その後に息がどう出ているか、最後に声がそこに乗っかってますよっていう状態が大事らしいです。

ボイストレーナーのアドバイス

ダメなパターンとして歌う時に、なぜ肩を使っちゃうかと言うと、息を送り出すのがしんどいから、肩に力が入って喉を閉めると、息をいっぱい送れてしまう。だからそんな状態になりやすい。

だけど歌う時に良いのは、喉を開いた状態で「しっかり響くところ」を作ってあげる。息を送りたかったら、しっかりその分の息が必要になってくる。

なので息の圧力は大事!

空間を開けてる部分は何処か?3箇所ある。

空間を開けてる部分は何処か?ポップスやR&B、ソウルは3箇所という話。

※クラシックはまた別。

■ 1つ目「咽頭共鳴」

鎖骨のところに手を置いて「あー」と言うとビリビリとする。これが咽頭共鳴。響いてくれる空間。

ミーシャさんなどが使う場所。声が多い方が使うところがココ。ここが圧迫してしまうと、どうしても鳴ってくれないので、肩に力を入れたら絶対にタブー。

■ 2つ目「口の中、奥の空間」

口の中にも空間がある。ただ、口の中と言っても結構広くって、ここが一番大きく要になってくるところ。口の周辺だけだと皆さん思っているけれども、気道は首のあたりにある食道が後ろあたり、男性の場合声帯の長さが約3センチ。

その3センチの間に気道があるという事になる。そこから空気が流れる状態なので、脳みそがあるところまでは空間になっている。

口の中奥の空間を上手に使って響かせる。

ここまで空間を本当は使えるんですけど、日本語の習性として口の周辺しか使わないことがすごく多い。

英語などになってくると、奥の方まで使っていることが多い。

なので「倍音」が効くことが多い。そして歌が上手な人達が多いっていう由縁になっている。

自分たち日本人も気づいてしっかりトレーニングしていくと、その空間を使えるようになってくる。使える空間を広げていけばいくほど、「響き」は増えていく。

■ 3つ目「鼻腔(びくう)」

鼻、副鼻腔炎などの辺り。指を当てて「ヌーー」と言うとビリビリとする。鼻腔(びくう)という空間がある。LiSAさんなど甲高い感じの方は、その辺りにあてている歌い方。

どのように改善するといいのか?

この辺りで響いてしまっている。

トレーナーから、今の時点では自分の場合、口元で鳴っている感じなので、奥の方に持っていくと声の制御がもっと効くようになる。声出し過ぎという感覚もなくなってくる。

「まーまーまー」の発声時に、どうしても気道が閉まっていて、息の量が少なくなっている。お腹を使いながら「空間」を使って響かせる練習が課題ということです。

まずは響きのところからトレーニング「腹圧」。

感覚を掴む為に、おへそを覗き見にいく体制にして「えー」「おー」と発声すると、奥の空間を使っている響きになる。

その体制になると必然的に、肩に力が入っていない状態になる。座っている場合、お尻の尾てい骨のあたりの重心を意識する。これをやるとお腹を使うという感覚が身につきやすい。

微妙な感じ?と思いがちだけれども

できるようになると、皆んな全然違う!言ったりするほど変わっていく。それくらいこれまで意識がほんとに無かったポイントなので、意識していくことで、めちゃめちゃ大きく変わっていく。これが「腹圧」の練習。

今度は、響きを奥に持っていくトレーニング。

響きを奥に持っていく為に、喉のストレッチ。今固まっているところがありそうなので、ほぐす練習ということになります。

まずは息だけ吐くブレスの練習。

その前に通常のブレス。「スーーーー」とブレスを全部吐き切る練習。これは普段やっていたのでOKでした。

難易度を上げて、「スーーサーーーーーー」で吐き切る。スーーの途中から発音の「サ」に切り替える。息が漏れやすくなるので少し難しくなりました。

身体→息→声の順番が大事。

忘れてはいけないこの順番!

二つ目のストレッチ。発音する時に舌を使う。

僕は、後ろにいくための喉の可動域が狭かった。それを広げていかないといけないが、邪魔してるのが舌ということです

舌は喉の首あたりまで繋がっている。結構長い。舌に力が入っていると身体の中は、ほぼ筋肉で繋がっているので、近くの首や肩に全部力が入ってしまう。逆も然り。舌根、舌の根元が硬くなっているので、何処まで固いのかを確認する方法がある。

歯の間に舌を挟んで、英語のTHを発音する状態で「スーーー」とブレスを吐く。

舌を歯で少し挟む。

その時点で唇より舌が前にでていない人は、既に舌に力が入っている。柔らかい方は自然に舌が前に出るという話です。

舌の根元のストレッチに良いのが「タングドリル」(巻き舌)にして「トゥルルルルルル」を練習。

しかし僕はこれが昔からできません、、、

そのうちできるようになれば良いということなので、最初の練習法として「トゥルルルルルル」と言いながら、最後息で終われるように息を吐くトレーニングをすることになりました。

そこに声を乗せると、奥で鳴るようになってくるようです。空間の可動域が増えていく練習法。舌の柔らかい状態はずっと続かないので、日頃からストレッチのトレーニングすることが大事という話です。

このようなトレーニングを続けることで、小さい声で張り上げなくても、高音が出るということに繋がっていくようです。

3つ目、声帯の開閉のトレーニング。

声を出す時に、声帯の開閉のトレーニング。小さい声で「アッアッアッアッ」と発声する。そうすると喉が動く感じがする。声帯は3センチあるので全体に使う感覚を身につける。

これらのトレーニングをして、出来るようになったら、そのまま歌の練習に繋げていくという流れになる内容です。狂ったり訳がわからなくなったら、また質問して下さいということでした。今回はここで終わりました。

まとめ

1回目のボイトレで、こんなにもアドバイスや練習するコツを教えて頂けたので、とてもびっくりしています。ボイストレーニングの本など数冊読んだこともありますが、知らない知識も多く、とても為になります。

まだ1回目、来週までに今回受けた内容をしっかり意識して、練習したいと思います。このようなボイトレが一年間続きますので、応援してくれる方や、参考にしたい方。Twitterのフォローなどお願いします。

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