プロに習った、ボイストレーニング方法を紹介します。

プロに習った、ボイストレーニング方法を紹介します。

4月から5月までの「ボイトレ」を受けて、歌い方にも変化が起きました。以前より高い音域が楽に出せるようになったり、歌声自体に安定感を感じるようになりました。細かくボイトレの指導をして頂いているので、どのような練習をしているのか紹介したいと思います。

こんにちは!りょうたろです。ヾ ^_^♪
某レーベルさんの元、レコーディングに向けてプロによるボイストレーニングを1年間受けることになりました。大切なポイントを記事に残していきますので参考にして下さい。

もくじ

プロに習った、ボイストレーニング方法を紹介します。

ボイストレーニングの効果もあったみたいだよ♪

あーる君コアラ

どんな練習方法をしているのかしら^^

あーる子コアラ

4月から5月にかけてボイストレーニングで何をしたのか?

4月から5月にかけてボイストレーニングで何をしたのか?

この期間のボイトレは、レッスン前に録音した音源と比較しても、上達したことを感じれる期間となりました。簡易的に紹介すると以下の内容になります。

  • 脱力
  • 顔の口角を上げる
  • ブレストレーニング(腹圧)
  • ファルセットの練習

主に上記の4つを重点的に練習しています。詳しく紹介していきます。

めちゃ大事な歌う時の脱力について。

歌う時に大切なポイントとして「脱力」を意識することが重要だと再確認しました。

身体に力が入っていると歌に良くない事は知っていましたが、ボイトレを習う前までは上手くできているつもりでした。なのであまり意識をせずに歌っていました。

重要なポイントとして、歌う時には、

無意識レベルで脱力できるまで常に意識する。

ということが必要になります。

どのように意識すると良いのか?

脱力する一番のポイントは「肩の力を抜く」ことです。肩に力が入っていると、首回りまで必然的に力が入り、声帯が狭くなってしまいます。そうなると、安定した歌声や発生ができません。高い音域もでなくなります。

歌っている最中は意識している事がたくさんあります。音を外さないように声を出すことや、一定リズムからズレないようにリズムをとることを意識しています。

その他ブレストレーニングを学ぶと、息の吐き方もコントロールして歌っています。そんなことばかりに意識を向けて歌っていると、

気づいたら、また肩に力が入っている!

という状況になっています。

歌が上手く歌えないと感じている人は肩に「意識してみて」ください。自分の身体に意識を向けるイメージです。肩に力が入っていることを感じれると思います。

歌いながら声を出している時、リズムをとっている時、ブレスを意識している時も、常に肩に力が入っていないか、ちゃんと「脱力」できているかを確認します。

人は慣れないことをしていると、自然と肩に力が入りがちです。歌い出しの段階で、肩の力が抜けていてもBメロやサビに入る時に力が入っていたりします

身体に染み付くまでは、無意識レベルで脱力できるように練習する必要があります

脱力できている時のメリット!

肩の力が抜けて上手に脱力できている時には、歌声が楽に出せます。高い音域も無理ない状況で歌うことができます。自分も「脱力」に関しては、現在身体を慣れさせている段階なので、気をぬくと力が入っていたりします。

そうなると歌声も硬い感じになるので、高い音域も出すときも気張ったような歌い方になります。歌には「脱力」することは高レベルで大切な技術という意味を教えて頂きました

顔の口角を上げる必要性とは?

顔の口角を上げる必要性とは?

口角を上げる必要性について紹介します。以前の記事でも少し紹介しましたが、日本人は喉奥の空間を使うことを苦手としています。その理由として、日本語の発音が喉奥の空間を使わずに発音するので、

喉奥の空間を使うことに当然慣れていません。

日本語以外の外国語では殆ど、喉の奥(空間)を利用して発音しています。英語など想像すると分かりやすいです。

例えば「ウォルト・ディズニー(Walt Disney)」を発音する時に、日本語だと「ウォルト」とはっきり発音します。それに対して英語は「Walt」と発音する声に深みがあり、倍音が掛かったように聞こえます。

分かりやすく言うと「そこ」が大きな違いです。

中国語、フランス語、英語、その他いろいろ、発音方法は様々ですが「倍音」が掛かっていることが想像できます。

残念ながら唯一日本語は、歌に対してとても相性が悪い発音です。口先だけで発音が成り立ってしまうので、声の質感に倍音がありません。

日本で活躍している「一流ミュージシャン」の歌い方を想像してみてください。洋楽と邦楽の中間にいるような歌い方が多くないでしょうか?その歌い方こそが喉奥の空間を上手く使った歌い方です。

僕がアコースティックギターの弾き語りとしてリスペクトしている、山崎まさよしさんも昔このようなことを言っていました。日本語の発音はメロディーに乗りにくい。なのでそこが歌の表現として少し難しいところだと話しています。

結論、口角を上げることで喉奥に空間ができる。

歌声を響かせる為には、喉奥の空間を上手く使わないといけません。しかし上記の理由から日本人は喉の空間を使うことに慣れていません。そのまま日本語の発音で歌うと、歌声に深みが無くなってしまいます。

喉奥の空間をどのようにすると使えるようになるのか?

それが「笑顔の様に口角を上げる」ということです。

笑顔の様に口角を上げることにより、喉奥に空間ができるようになります。そこも最初はやりすぎかなと思うくらい口角を上げるイメージをして下さい。

とボイストレーナーから言われました。

口角を上げた時と、上げていない時の歌を録音して確認してみた。

違いを確認すると、やはり口角を上げている時の方が声の響き方がよく聴こえます。皆さんも、自分で録音して確認することをおすすめします。

今まで使ってこなかった空間なので、自分の場合意識しないとすぐに口角が落ちてしまいます。ボイトレの時にもよく注意されています。

まとめ

ブレストレーニング(腹圧)とファルセットの練習については次回の記事で紹介します。今回のまとめとして、歌う時には肩の力を抜いて脱力すること。よく言われるポイントですが、しっかりできているかどうか再確認してみることをおすすめします!

顔の口角を上げることについては、声を深く響かせる為に喉奥の空間を使うトレーニングに繋がります。練習時はやりすぎだと思うくらい口角を上げて歌ってみましょう。

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